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補助犬とコンパニオンアニマル
 
補助犬やコンパニオンアニマルについて聞いたことがありますか。
補助犬は体の不自由な人を助けしている犬ですが、正式には身体障害者補助犬といいます。コンパニオンアニマル(伴侶動物)は高齢者の心を癒す家族の一員としての位置づけです。

●身体障害者補助犬の働きは?
 
身体障害者補助犬は、目的別に3種類に分けられます。視覚障害者を導くように訓練された盲導犬、肢体障害者や高齢者の日常生活を助ける介助犬、聴覚障害者を導く聴導犬です。
いずれも、2002年(平成14年)10月、「身体障害者補助犬法」が施行され、公共施設・交通機関、2003年(平成15年)10月に飲食店、デパート、スーパー、ホテルなど民間施設での受け入れも義務づけられました。


日本での盲導犬は948頭(平成16年現在) で、身体障害者補助犬の中で一番多く働いています。
歩行時に障害物を避けたり、段差を教えてくれたり、信号で止まる等してくれると共に、前に進む勇気や自信を与えてくれるところから、視覚に障害のある方が安全に歩行するのを手助けするというばかりでなく、視覚障害者の方たちの大切な家族となっていると言えます。
日本では主にラブラドール・レトリバーが活躍しています。


聴覚障害者の耳の代わりとなって働く犬です。家の中での必要な音(目覚まし時計の音、ドアベルの音、FAXや電話の音、赤ちゃんや幼児の泣き声等)、また出先での有事の際の避難確認のドアノックや自動車のクラクション等を知らせます。
現在、25〜26頭(平成16年現在)が活動しています。犬の種類は問わず、健康、攻撃性がない、人が大好き、どんな場所でもリラックスできる等の条件が揃えば聴導犬になるための訓練を受けることができます。
聴導犬とは違う「聴力お手伝いペット犬」という犬がいます。これは自分の家の中だけで音をしらせる犬です。法律で定められた聴導犬と違って、公共施設・交通機関などには一緒に入れません。


四肢になんらかの障害がある方やお年寄りの日常生活を手助けするように訓練された犬です。
まだまだ活動している犬は少なく、28頭(平成17年現在)。犬の種類は盲導犬と同じく、ラブラドール・レトリバーが多く活躍しています。仕事内容は電動車椅子を使用する手指の不自由な人に付き添い、物を持ってきたり、 ドアを開けたり、体を動かすのを手伝うなど、身のまわりの細々したことをサポートします。

●コンパニオンアニマルって、何?

身体障害者補助犬とは違い、障害者やお年寄り、子どもたちの心のよりどころとなる犬といって良いでしょう。単なるペットというのではなく、家族の一員として、それぞれの人たちのQOL(生活の質)の向上や心の安定に役立っています。
家庭でかわれるのみならず、動物介在活動(CAPP)という活動によって、動物を保育園や高齢者、障害者の施設等で犬との触れ合いの場を作ることにより、犬が介在する広い意味での心と体のリハビリ(体や手を動かす、楽しい思い出作りや生きる希望が生まれる)に役立っているようです。
動物介在活動は(社)日本動物病院福祉協会の活動がボランテイア活動として代表的ですが、行政でも、動物介在活動支援事業として活動しているところもあります。


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