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お年寄りの栄養
 
問題があるときの食事
「介助で食べる」ときは
 
献立を声を出して言いながら、形のある食事を見せましょう。在宅では、見せてから食べる直前にお年寄りに合った食事形態(刻み、とろみ、ゼリー等)にします。食べ物の名前を伝えることによって、お年寄りはその食べ物の対するおいしさのイメージと安心という心の準備ができます。

適量を下の方から口元へ

食事は、本来椅子に座ってしたいものですが、寝たきりでやむをえない場合はベッド上で食べることになります。
お年寄りの横に座って、目線を同じ高さにし、一口分ずつ口元へ運びます。
たとえば立って介助すると、食べ物がお年寄りの上から来る形になります。するとお年寄りはあごを上げて食べることになり、気道が開いてしまうので、誤嚥の原因になりますので、気をつけましょう。
口元へ運ぶたびに食べ物の名前を伝えると、お年寄りはおいしいというイメージと安心という心の準備ができます。

同じものを一緒に食べる

「介助をしながら一緒に食べるなんて無理!」、なんて言わずに、できれば一緒に楽しみながら食べたいものです。施設では食堂で入所者の皆さんが一緒に食べるので、介助されていても1人で食べている感じはすくないと思いますが、在宅の場合、相手が食べてくれないと、1人で食べている感が強くなり、寂しいものです。
だからといって、介助する人は無理をしないで、お互いのペースを守りながら、水分を摂りながら、ゆっくり食べましょう。

介助方法

その1.椅子に座って
<準備と食べさせる順序>
しっかり椅子に座っていますか。エプロンはかけましたか。食事はお年寄りが見えるところに置きましょう。お手拭きも忘れずに。
1.食べ物を見せながら、献立の説明を
2.水で口を湿らしましょう
3.箸、またはスプーン等で一口ずつ口元へ
4.ごっくんと飲み込んだら次の一口を(上った喉仏が下ったら飲み込んだ証拠)

その2.ベッド上で
<準備と食べさせる順序>
ベッドはギャッジアップしましたか(ギャッジをあげられない場合は、顔を横向きにして)。エプロンはしましたか。布団の上にバスタオルを敷きましたか。
1.食べ物を見せながら、献立の説明を
2.水で口を湿らしましょう
3.箸、またはスプーン等で一口ずつ口元へ
4.ごっくんと飲み込んだら次の一口を(上った喉仏が下ったら飲み込んだ証拠)


片まひのあるお年寄りの場合、食後に口の中を見ると食べ物がまひ側にたくさん残っている場合がります。まひのない側に食べ物を入れるようにしましょう。水分の場合は、まひ側を少し上に上げるように傾けるといいようです。
 
在宅で、施設で介護しているあなた、ぜひ、一度食べさせてもらう経験をしてみてください。
自分の食べたいものの順番、食べるタイミング、ペットボトルは飲みにくいなど、なかなか思うようにいかないことばかり。食事介助されるお年寄りの気持ちがきっとわかるでしょう。

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