●動作ごとにからだを支えなおす
マヒがある場合でも体重移動のバランスがうまくとれれば着替えができます。長く寝ているお年寄りにとって、着替えは手足の関節を動かす効果的なリハビリですからできるだけ自力で行えるようにしたいものです。ベッドや椅子に座るなど安定した姿勢で行い、一つの動作を終えるたびにからだを支えなおすのがポイントです。
[シャツ]
伸びのいい素材で首まわりの広いものほど理想的です。特に半袖は長袖より袖通しがラクなので、半袖のTシャツや下着は丸首のものがいいでしょう。前あきのものははおって着ると簡単ですが、最初はマジックテープ、次はスナップ、それからボタンととめ具をステップアップしていくと、指の機能訓練にもなります。着替えには時間がかかると思いますが、なるべく手伝わず根気よく終わるのを待ちます。
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| ●シャツを着る |
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| (1)マヒのあるほうの手を袖に通す (2)よいほうの手を通し、その手を上げる (3)首まわりのあきに、首を入れる |
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| ●シャツを脱ぐ |
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| (1)襟をつかんで頭を抜く (2)よいほうの手を抜く。袖を口で加えて手をひいてもよい (3)マヒ側の腕を抜く |
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[ズボン]
ズボンも伸縮性のあるゆったりしたものが理想的です。椅子に座ってはくとラクですが、寝ていてもできるので自力でやるようにします。壁のそばで着替えると、動作が行いやすく、立ち上がる場合も支えになります。
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| ●腰かけてはく |
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| (1)よいほうの手でマヒ側の足にズボンを通す (2)両足とも十分にたくしあげておく (3)立ち上がり、腰まで上げる |
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| ●床ではく |
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| (1)座ってマヒ側の足から足のつけ根までズボンに通す (2)両足を通したら、あお向けになってお尻を上げ、ズボンを引き上げる (3)ジッパーを上げる |
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