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立ち上がる 安定を確認しながら慎重に

起き上がる、座る、の次は立ち上がること。立ち上がることができれば、その次のステップとして車椅子やポータブルトイレなどに移乗して、日常の動作の自立にさらに近づくことができます。

●体を近づけ、骨盤を支える

立ち上がりを介助する時は、お年寄りの骨盤を支えると安定が良くなります。なるべく体を近づけた方が負担が少なくてすむでしょう。また、腰を反らすと腰痛の原因になるので、気をつけてください。

初めのうちは、何かにつかまらせるなどして、ゆっくりと立ち上がらせます。めまいを起こしやすいので、注意しましょう。

[椅子から立ち上がる場合]

(1)お年寄りの腰を椅子の座面の前方にずらして浅めに腰かけさせ、片方の足(麻痺のある人は健側の足)を後ろに引かせます。


(2)向かい合ってお年寄りの引いた足の膝を自分の膝で支え、両手を脇から差し込んで骨盤に手を置きます。次にお年寄りの手を介助する人の首に回します。そして、「1・2・3」と声を掛けて立ち上がらせます。

※立ち上がった状態から座らせる場合は、逆の動作になります。お年寄りを椅子の縁のぎりぎりに立たせて腰を下ろさせるようにします。介助する人は、後ろから骨盤をしっかり支えます。

[床や布団から立ち上がる場合]

(1)お年寄りを横座りにし、手をテーブルにつかせます。次に後ろから骨盤に両手を置き、「1・2・3」で呼吸を合わせて抱え上げ、膝立ちにします。

(2)両手をテーブルにつかせて、まず片膝を立てます。

(3)両手で骨盤をしっかり支えて、「1・2・3」と呼吸を合わせて立ち上がらせます。

※立ち上がった状態から座らせる場合は、逆の動作になります。両手を台に付いて利き足から膝を折って横座りにさせます。介助する人は、後ろから骨盤をしっかり支えます。

[片麻痺がある場合]

片麻痺がある場合も動作は同じですが、健側に台を置き、健側の手をつかせて健側の膝立ちをさせてから立ち上がらせます。
麻痺側に倒れやすいので、麻痺側をしっかり支え、動かしにくい足や腰に手を添えます。

※立ち上がった状態から座らせる場合は、逆の動作になります。
健側の手を付かせ、健側の膝を折るようにします。
介助する人は、後ろから骨盤をしっかり支えます。

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