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旅行に行く

家に閉じこもりがちなお年寄りにとって、旅行は気分転換になり、心身ともにいい効果を与えます。旅行中は、当然ながら自宅とは環境が異なり、旅先の状況に応じて食事や習慣を変えていくことになりますが、それもリハビリに。いろいろなことが経験でき、精神的な満足感を得ることができますし、自信がつき、生活面でも積極的、意欲的になります。

●目的を明確にしてプランを立てる

お年寄りと一緒の旅行を考える時は、
(1)旅の目的は何か
(2)体力的に無理はないか
(3)介助は支障なくできるか
を念頭に置いて、目的地、日取り、交通手段、宿泊施設などを決めていきます。つまり、休養が目的の、のんびりした旅行にするのか、観光か、お墓参りや里帰りなどを目的にするのかといった方向づけをします。

次に、お年寄りのペースに合わせて無理のない計画を立てます。移動やトイレ、食事にも時間がかかりますし、思わぬことが起きたりして計画通りに行かないことも考慮に入れて、欲張ったスケジュールは立てず、一般の人の半分から1/3程度のスケジュールに。近いところでもなるべく日帰りは避け、一泊してのんびりしたいもの。観光もあれこれ欲張らず、1日に1か所かせいぜい2か所に程度に絞りましょう。

高齢者や障害者向けのツアーを企画したり、きめ細かな道路情報や旅館・ホテル情報の提供している会社もあるので、そうしたサービスを利用する方法もあります。

●諸条件を考慮して交通手段を決定

交通手段は、お年寄りの体の状態、目的地までの距離、介助する人の余力などで決めます。

自動車は、お年寄りのペースに合わせて一番気軽に移動できます。特にワゴン車は内部が広く、介助するのに便利。現地まで列車で行って、レンタカーやタクシーで回るという方法もあります。

列車を利用する時は、必ず指定席に。乗り換え時間は20分ぐらいはみておきたいもの。車椅子で乗車する場合、乗車日の2日前(受け付けは1か月前から)までに駅に連絡しておくと、駅員がプラットホームまで介助してくれます。

バスの場合、観光バスならガイドさんの協力が期待できる場合があります。

飛行機は、かなり対応が向上しています。車椅子を使用する人でも、機内専用の車椅子に乗り換えて乗ることができます。

船は足元が不安定なので、お年寄りにはお勧めできません。

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