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歩くことができると、行動範囲が広がって社会とのつながりも深まります。ただし、慣れないうちは、バランスを崩して転倒するなどの危険も。介助する人の適切なサポートが必要になります。 ●無理をせず、少しずつチャレンジを 歩くためには、立っている姿勢を保ち、両方の足に体重がかけられ、バランスをうまくとれることが必要です。 しかし、お年寄りの場合は、バランスを保つ機能が悪くなっていたり衰えているため、なかなか安定して歩くことができません。慣れるまでは介助が不可欠です。歩くのに疲れた時は、無理をせずに休みましょう。 お年寄りが自力で伝い歩きできる場合、特に自宅では不必要に手を出さず、後ろから見守ります。方向転換、段差のあるところ、立つ、座るなど動作の起点は目を離さないようにしましょう。 短い距離なら、向かい合って両手を握って歩きます。二人が離れすぎるのも近すぎるのも歩きづらいものです。 体がふらつくお年寄り以外は、そばにいる程度に。何でも手を貸すのは逆効果。立つ位置の原則は、麻痺側、人の多いほう、車道側です。 麻痺がある場合は麻痺側に立ち、腰に手を回して腰ひも(ズボンのベルトでも)を持ちます。一方の手は麻痺側の手や腕に軽く添え、お年寄りのペースに合わせて歩きます。 ●バランスを崩した時の支え方 ・膝が崩れた状態ならゆっくり床に座らせる お年寄りの膝がすでに崩れた状態なら、無理に引き上げるとかえって危険。後ろから脇の下に手を入れて支えながら、滑らせるように静かにお尻を床に付けて座らせます。 ・前に倒れそうな時は距離を保って支える お年寄りが前に倒れそうな時は、相手との適度な距離をとって支えます。近付きすぎると、2人とも倒れてしまいます。そのまま持ち直させるのが無理だと思ったら、支えながらゆっくり床に四つんばいの状態に倒した方が無難です。 |
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