●運動不足を補う
血液の循環を促し、新陳代謝を盛んにするマッサージは、寝ている時間が長かったり、運動不足がちのお年寄りにはとても効果的なリラックス法です。床ずれの予防にもなり介護者とのスキンシップが信頼感につながります。マッサージはどの場合も心臓に向かってさするのが基本です。時間は30分ぐらいが適当でしょう。
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| マッサージの基本 |
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| からだの汗をふき取る |
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介護者も手の汗をふき、手を温めておく |
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| どこをマッサージする場合も心臓の方向に向かって行う |
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やわらかいタッチでもむ |
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| 「さする」で始まり、「さする」で終わるようにする |
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●手と腕のマッサージ
だるかったり眠れない時、手と腕をマッサージでほぐします。だるさがとれ、興奮を鎮め、気分をゆったりさせる効果があります。指先から肩に向かってゆっくりさすります。
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| 手と腕のマッサージ |
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| 指先から手首に向かってさすっていく |
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手首から肩へ大きくさする |
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手首からひじ、ひじから肩まで手のひらで骨をつかむように移動していく |
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●足のマッサージ
寝たきりのお年寄りの足は動かさないので血行が悪くなり、しびれたり、だるくなったりします。そんな時は足のマッサージが効果的です。血液の循環がよくなるため、だるさやしびれがなくなるのはもちろんのこと、足が温まりよく眠れるようになります。
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| 足のマッサージ |
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| つま先から足の甲へ軽くさする |
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親指のつけ根をもみほぐす |
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足首のつけ根からアキレス腱に沿ってつまむようにもんでいく |
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| 土踏まずを親指で押さえながらもむ |
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足首からひざへ大きくさする |
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両手で、足首からひざまでをつかみ込むようにもんでいく |
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| 片手で足を軽く支え、もう一方の手でふくらはぎを大きくつかむようにして下からひざの裏側までもんでいく |
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もう一度、つま先からひざに向かってさする |
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●背中のマッサージ
同じ姿勢で寝ていると、背中全体がだるくなったり、しびれたり、痛くなったりします。こういう状態が長く続くと、床ずれの原因にもなりますから、背中のマッサージは時々行ってください。
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| 背中のマッサージ |
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| 両手の手のひらをそろえ、背骨にそって肩までなでていく |
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肩甲骨まできたら、外側に大きく円を描くようになでる</TD>
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| 肩から腰へ背骨に沿ってなでおろし、お尻の下で自然に力をぬく |
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●頭とすじのマッサージ
頭が重い、肩が張って眠れない、首すじがこったなどという時には、頭と首すじのマッサージを行います。頭をグラグラさせると気分が悪くなることがあるので、一方の手で頭を支えながら静かにもみます。
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| 頭とすじのマッサージ |
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| 頭の中央から髪の生えぎわに沿って、親指の腹で押さえながらもんでいく |
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頭をつまむようにしながら、5本の指で頭全体を軽く叩く |
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| うなじの髪の生えぎわの部分をつまむようにもみほぐす |
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左右の首すじから肩へ静かにさすったら、すじに沿って親指の腹でもんでいく |
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| 頭を片手で支え、もう一方の手をお年寄りの胸もとに軽くあて、前後左右に頭を軽く動かす |
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首すじと肩を数回さすって終了 |
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●腹部のマッサージ
お年寄りが便秘ぎみの時は、おなかをマッサージするとお通じがよくなります。圧迫しすぎないように注意しながら、さするようにマッサージします。
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| お腹のマッサ−ジ |
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| あお向けに寝かせ、両ひざを立てる |
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両方の手のひらを重ね、時計まわりで数回なでる |
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| 両方の手のひらを重ね、船の櫓をこぐような感じにさすっていく |
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