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運動後の心臓突然死の原因と予防

 これまでも度々触れてきましたが、運動には目的に適した時間帯や、各人に適した運動の強度などさまざまな条件があります。健康増進どころか、命を落とすことにならないよう注意したいものです。

 ジョギングやゴルフなど運動中の突然死が、とくに秋から冬にかけて新聞をにぎわせます。いったいどんな運動に、どの世代の事故が多いのでしょうか。

 1984〜1996年の13年間に、全国のゴルフ場で発生したプレー中の突然死は374件でした(東京衛生局監察医の報告)。年齢別には50歳以上が277人(74%)を占めていますが、年間プレー人数との比較で見ると、60歳以上の死亡率が高くなっています。ゲートボールも高い危険率を示しています。一方、40・50歳代では、ランニング中の死亡率が高く、午前中、とくに起床2時間くらいの間の事故が目立っています。これは、次のような要因が絡み合っていると指摘されています。

1.起床間もない時間帯に運動をすると、交感神経が緊張状態にあり、血圧の上昇、心臓の冠動脈けいれんが起こりやすくなっている

2.就寝中の汗で脱水し、血液が凝固しやすい状態になっている

3.喫煙や空腹、体力を過信した運動強度だった
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