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高血圧・動脈硬化
 
[高血圧]

高血圧は体質、慢性的な塩分の摂りすぎ、ストレスなどが原因で起こります。WHO(世界保健機構)の基準によれば、最大血圧が140mmHg以上、最小血圧が90mmHg異常のどちらか、または両方にあてはまる場合を高血圧といっています。血液の流れは心臓が収縮・拡張することによって起こります。若くて弾力のある動脈は心臓の収縮・拡張に合わせて最大血圧が上がりすぎず、最小血圧は下がりすぎずという調節ができますが、お年寄りの動脈は硬くなって弾力性を失っていますから、それができません。そのためほとんどのお年寄りに高血圧の症状がみられます。

治療
高血圧はそのままにしておくと脳卒中や心筋梗塞につながります。食事や運動などの生活療法によって、徐々に血圧を下げていく努力が必要です。生活療法を行っても、最大血圧160mmHg、最小血圧90mmHg以下に下がらない場合には薬でコントロールします。

予防
1)塩分を摂りすぎない
1日にとる塩分の量を7〜8グラムに抑え、調理の味つけを全体にうすくします。
2)肥満を防ぐ
中高年に肥満は大敵です。足への負担を増し、血管にかかる圧力が増します。
3)適度な運動を習慣づける
散歩や軽い体操は、血流を促し、血圧を安定させます。疲れない程度に体を動かす習慣をつけましょう。
4)タバコはすわない
血管に作用して血圧を上げ、動脈硬化を引き起こします。

高血圧・動脈硬化の予防



[動脈硬化]

血管が厚く硬くなって血液の流れが悪くなった状態が動脈硬化です。なぜ動脈硬化が起こるのか確かな原因はわかっていませんが、体質や老化現象にさまざまな危険条件が加わって起こると考えられています。その危険な条件のもっとも大きなものが高血圧、それに告ぐのがコレステロールです。動脈硬化にはいくつかのタイプがあります。

・細動脈硬化
脳や腎臓、目の網膜などの細い(直径0.03mm以下)動脈に起こるもので、脳出血や脳梗塞の原因となります。血圧が高い状態が続くと、細い動脈は内部の血圧に抵抗しきれなくなり、破れて出血したり、つまったりするのです。

・粥状(ジュクジョウ)硬化
血管の壁にコレステロールなどが入り込み、粥状の塊になって血栓ができ、血液の流れを止めてしまうことです。これは心臓と関わる大動脈や冠状動脈、内頸動脈など太い動脈に起こりやすく、狭心症や心筋梗塞の原因となります。

予防
高血圧を予防・治療することが何よりも大切です。また、コレステロール値が高い場合は、動物性脂肪の多い食品を摂り過ぎないよう注意してください。ただし、極端に動物性食品を減らすとたんぱく質や脂肪の摂取不足になるのでバランスに気をつけましょう。
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